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古今雛
江戸後期に江戸で完成された雛人形 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
古今雛(こきんびな)とは、江戸後期に江戸で完成された雛人形。男雛は束帯、女雛は五衣唐衣裳(いわゆる十二単)と上級公家の正装を模すが必ずしも有職故実に則さず、華麗に仕立てている。女雛が単の袖を長く出し、垂髪に宝冠を被るのが特徴である。
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「火事と喧嘩は江戸の華」というように、江戸の町は度重なる大火に襲われた。また関東大震災や東京大空襲によって壊滅的な打撃を被り、こうした中で江戸製のお雛さまは、その多くが失われた。雛人形を紹介する本を通覧しても、江戸で作られた人形は少しだけしか掲載されておらず、今となってはその存在自体が貴重なものとなっており、人形一式が伝えられているものはさらに珍しい。
一式そろっているものとして、日比谷家伝来の古今雛がある。