南オセチア紛争 (2008年)
2008年に南オセチアの地位を巡って争われたジョージアとロシア連邦の交戦 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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2008年の南オセチア紛争(みなみオセチアふんそう、South Ossetia conflict)または南オセチア戦争(South Ossetia War)、別名ロシア・グルジア戦争(Russian-Georgian War[47][注釈 1])は、2008年8月7日から8月16日にかけて起こったジョージア(グルジア)とロシア連邦間の戦争。ロシア側には分離派の南オセチアやアブハジアも参戦した。21世紀最初のヨーロッパの戦争とされる[50]。陸戦、航空戦、海戦の全てが行われた。
2008年南オセチア戦争 | |||||||||||
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南オセチア紛争及びアブハジア紛争中 | |||||||||||
ジョージア、アブハジア、南オセチア、ロシアカフカース北部の位置関係図 | |||||||||||
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衝突した勢力 | |||||||||||
ジョージア |
ロシア 南オセチア アブハジア | ||||||||||
指揮官 | |||||||||||
ミヘイル・サアカシュヴィリ [7] ラド・グルゲニゼ ダヴィード・カゼラシュヴィリ [7] ザザ・ゴガヴァ マムカ・クラシュヴィリ(英語版) [8] ヴァノ・メラビシュビリ(英語版) アレキサンダー・ロマイア(英語版) |
ドミートリー・メドヴェージェフ [9] ウラジミール・シャマノフ(英語版) エドゥアルド・ココイトゥイ ミハイル・ミンザエフ(英語版) Vasiliy Lunev[14] セルゲイ・バガプシュ メラブ・キシマリヤ Anatoliy Zaitsev[15] | ||||||||||
戦力 | |||||||||||
グルジア軍概算 : 兵員 9,000-16,000[7][16][17]。(2007年の統計によると全関係者は37,000名[18])人数は不明だがジョージア警察 (Georgian Police) も臨時に動員されている。 |
ロシア軍概算 : 2008年8月13日、少なくともジョージア領内に15,000名が進入[19]、それに加えてロシア領内、海上に補給部隊、後詰部隊があり。 南オセチア軍 : 正規兵3,000、予備役15,000;[20] 他に義勇兵あり。 アブハジア軍 : 人数は不明だが、アブハジアが有する45,000名の義勇兵の一部が参加[21]。 合計少なくとも23,000名 | ||||||||||
被害者数 | |||||||||||
ジョージア発表: 兵169名死亡, 17名不明, 42名捕虜 1,964名負傷;[22][23][24] 警官14名死亡、22名不明[24][25][26] |
ロシア発表: 64名死亡, 283名負傷, 3名不明[27] 南オセチア: 約150名死亡(義勇兵も含む)[17] 41名捕虜 アブハジア発表: 1名死亡, 2名負傷[28] | ||||||||||
民間人の犠牲: | |||||||||||
74名のロシア兵が死亡したと伝える報道もある[46] |
名称は他に、グルジア・ロシア紛争[51][52]という名称もあり、別名8月戦争(August War)[53]、5日間戦争(Five-Day War)ともいう[54][55]。日本では単にグルジア戦争ともいう[56]。