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日本の詩人・作家 ウィキペディアから
**十田撓子(とだ とうこ、Antonina Toko Toda)**は、日本の詩人・作家。[1]。秋田県鹿角市生まれ。東京女子大学文理学部哲学科卒業、日本大学大学院芸術学研究科文芸学専攻中退。
十田撓子[2]は、秋田県鹿角市生まれ[3]、東京女子大学を経て、日本大学大学院芸術学研究科で文芸学を専攻した。彼女の詩集『銘度利加』は、第23回中原中也賞の最終候補に選ばれ、第68回H氏賞を受賞した。
十田は在学中フランス近現代思想や文学を学び、大久保敏彦の指導を受けていた。一方、ドイツ文学者でありニーチェ研究者の眞田収一郎に師事し、眞田の晩年まで師弟関係は続いた。H氏賞[6][7]受賞時には眞田を父として献辞を述べている[8]。商業誌への投稿、同人参加を行わず、秋田の詩人・今川洋、山形一至らの勧めで、2010年頃より自作を公にするようになった。詩誌『密造者』同人[9](2014-2020頃)。
第一詩集の表題でもある『銘度利加』(めとりか)とはロシア語の“МЕТРИКА”のことで、ロシア正教の信徒名簿を意味する。[10]
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