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この項目では、道教系の神について説明しています。劉猛の名を持つ人物については「劉猛」をご覧ください。 |
劉猛将軍(りゅうもうしょうぐん)は、道教の神。駆蝗神とされ信仰された。劉猛将ともいう。
| この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2020年1月) |
駆蝗神とはその名の通り、蝗(バッタ類。日本のイナゴとは異なる)を駆除する神である。古い時代の中国では、しばしば黒い雲と見間違うばかりの大量の蝗が田畑を襲い、雑草まで食い尽くす被害(蝗害)を出した。この食害を受けた農民たちに待っていたのは餓死であり、その恐怖から駆蝗神は信仰を集めた。