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日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)は、日本の関東地方北部、栃木県日光市に所在する神社。江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を主祭神として祀る。日本全国の東照宮の総本社的存在である。また久能山東照宮・上野東照宮と共に三大東照宮の一つに数えられることが多い。正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」であるが、東照宮の公式サイトがホームページに「日光東照宮」と掲げており[1]、他の東照宮との区別のために「日光東照宮」と呼ばれることが比較的多い。
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概要 東照宮, 所在地 ...
東照宮 | |
---|---|
所在地 | 栃木県日光市山内2301 |
位置 | 北緯36度45分29.03秒 東経139度35分56.25秒 |
主祭神 |
徳川家康公 (相殿)豊臣秀吉公・源頼朝卿 |
社格等 | 別格官幣社 |
創建 | 元和3年(1617年) |
本殿の様式 | 権現造 |
例祭 | 5月17日・18日 |
地図 | |
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隣接する仏教寺院の輪王寺は、勝道による日光山開山を奈良時代の天平神護2年(766年)とする。その後、関東地方の霊場として尊崇を集め、鎌倉幕府創始者の源頼朝からも寄進を受けた[2]。頼朝は、母方の熱田大宮司家の出身者を別当に据えて以来、鎌倉幕府、関東公方、後北条氏の歴代を通じて、東国の宗教的権威となっていた。こうした歴史を背景に、徳川氏は東照宮を造営したと考えられる。
輪王寺、日光二荒山神社を含めた二社一寺は、「日光の社寺」としてユネスコ世界文化遺産に登録されている。JR日光駅、東武日光駅にかけて門前町が形成され、参詣者や外国人を含む観光客が多く訪れる[3]。