先住民族の権利に関する国際連合宣言
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先住民族の権利に関する国際連合宣言(せんじゅうみんぞくのけんりにかんするこくさいれんごうせんげん、英: Declaration on the Rights of Indigenous Peoples, 略称:UNDRIP)は、2007年、ニューヨークの国連本部で行われていた第61期の国際連合総会において採択された国際連合総会決議[1]。
概要 国際連合総会決議61/295, 投票: ...
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総会決議には国際法上の法的拘束力はないが、国連広報官は「同宣言は国際的な法律基準のダイナミックな発展を意味し、また国際連合の加盟国の関心や関与が一定の方向に動いたことを示した」としている。同宣言は、「世界の先住民族の待遇を整備する重要な基準であり、これはこの惑星の3億7000万人の先住民族に対しての人権侵害を無くし、彼らが差別やマージナライゼーション(周辺化)と戦うのを援助するための疑う余地のない重要なツールである」と評した[2]。
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ウィキソースに英語版草案の原文があります。