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『僕たちのプレイボール』(ぼくたちのプレイボール)は、2010年3月に発売された鬼塚忠の小説。またそれを原作とする2010年5月15日公開の日本映画。
父・恒雄と母・加奈子と共にアメリカで暮らす柊球児は、現地のリトルリーグで父と同じピッチャーというポジションでプレーしていた。恒雄はプロ野球選手でかつて大リーガーだったが肩を壊し、マイナーリーグ降格を余儀なくされている。球児の将来を心配した加奈子は、再起をあきらめない恒雄をアメリカに残し、二人だけで日本に帰国することを決意。球児はチームメイトにして親友だったランディに、ペンシルベニア州のウィリアムスポートにて毎年開催されるリトルリーグ世界大会での再会を誓いながら別れた。
帰国後に球児は、転校先の同級生の岡島沙希と村田勇平の誘いで「東陽リトル」に入るが、野球の本場を知る球児にはこのチームが生ぬるく思え、それゆえチームメイト達やコーチ達と軋轢を起こしてしまう。だが沙希に連れて行かれた祭りで球児は、祭りに参加していたチームメイト達と一緒に神輿を担いだことを機に距離を縮める。あくる日の試合で球児は自ら失策を招いてしまい落ち込むが、次の回の特大ホームランで元気を取り戻す。試合こそ負けたが、チームとの絆はより深まって行く。
リトルリーグ誕生70周年を記念して製作され、阪神・大リーグ・日本ハムと活躍してきた元プロ野球選手の新庄剛志がエグゼクティブ・プロデューサー[1]を担当したことが話題になった。メガホンを取ったのは、映画プロデューサーでもある三村順一監督。
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