健全性(けんぜんせい、英: Soundness)は、論証が次の属性を持つことと同値である。
- その論証は妥当である。
- その前提の全てが真である。
論理体系における証明(例えば自然演繹)が健全(sound)であるとは、妥当な論理式(あるいは恒真式)のみを証明することを意味する。すなわち、論理体系が健全であるとは、
が
を含意することをいう。
日本では、土木工学、特にインフラストラクチャーにおいて健全性という言葉が使われることが多い。経年劣化や災害によって構造物に変化が生じたときに使用に耐えられるかどうかの意味で使われている。