京城高等演藝館
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京城高等演藝館(けいじょうこうとうえんげいかん、朝鮮語: 경성고등연예관)は、かつて存在した日本統治時代の朝鮮の映画館・劇場である[1][2][3]。1910年(明治43年)2月18日、大韓帝国が日本の保護国となり併合(韓国併合)される直前の時期、漢城府黄金町2丁目(のちの京城府、現在の大韓民国ソウル特別市中区乙支路2街)に開館する[1][2][3]。その後、世界館(せかいかん)と改称され、1914年(大正3年)に第二大正館と改称されたが、翌1915年(大正4年)には閉館した[1]。存続期間は短いが、朝鮮における最初の本格的な常設映画館として映画史に名を残し、韓国映画界に残した影響も大きいとされる[1][2][3]。