中華民国臨時大総統
中華民国の元首(1912 - 1913) / ウィキペディア フリーな encyclopedia
中華民国臨時大総統(ちゅうかみんこくりんじだいそうとう、繁: 中華民國臨時大總統)は、1912年(民国元年)1月1日から1913年(民国2年)10月10日まで存在した中華民国臨時政府の元首職。
概要 中華民国臨時大総統 中華民國臨時大總統, 地位 ...
中華民国 臨時大総統 中華民國臨時大總統 | |
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地位 | 元首 |
所属機関 | 中華民国臨時政府 |
所在地 | 臨時大総統府(中国語版) 中華民国 江蘇省南京府(1912年1月1日 - 4月1日) 中華民国 直隷省順天府(1912年3月10日 - ) |
根拠法令 | 中華民国臨時政府組織大綱(中国語版) 中華民国臨時約法 |
創設 | 1912年1月1日 |
初代 | 孫文 |
最後 | 袁世凱 |
廃止 | 1913年10月10日 |
継承 | 中華民国大総統 |
職務代行者 | 中華民国臨時副総統 |
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「大総統」ではなく「臨時大総統」という名称なのは、辛亥革命の最中であり清朝も依然として残存していた時期に、各省都督府の代表によって選出された職であることによる。各省都督府代表連合会は「まだ清朝の支配下にある省が存在し、正式な憲法も制定されていない現状では正式な大総統を選出することはできない」と考えて元首職の正式名称を「中華民国臨時大総統」とし、正式な大総統ではないことを強調した[1]。