中突堤
神戸港の波止場 ウィキペディアから
神戸港の波止場 ウィキペディアから
1929年(昭和4年)2月着工、1938年(昭和13年)2月28日竣工[1]。突堤の付け根には鉄塔の美女と称される神戸ポートタワーが建つ。突堤先端にはメリケンパークオリエンタルホテルが建ち、その1-2階にはC.I.Q.(税関、出入国管理、動植物検疫等)施設を備えた中突堤旅客ターミナルがある。
1980年代中頃に中突堤から東のメリケン波止場までの水域が埋め立てられてメリケンパークがオープンし、1990年代後半に中突堤から西の弁天埠頭までの水域が国産波止場を飲み込む形で埋め立てられて中突堤中央ターミナル(かもめりあ)がオープンした。突堤の中ほどだった神戸ポートタワーの位置は、東西両岸の埋立によって突堤の付け根へと変容し、かつて約700メートルあった突堤西岸の長さは約500メートルと短くなった。現在その先端286メートルを外航クルーズ客船・長距離フェリー用バースとして使用する。水深は約9メートルで5万トン級船舶の接岸に対応し、神戸ポートターミナル(新港第四突堤)に次ぐ神戸港の玄関としての役割を担う。突堤東岸は大型レストラン船「ルミナス神戸2」専用のバースである。
花隈公園(花隈城址)から中突堤に至る道路には神戸ポートタワーにちなんだ「タワーロード」の愛称が付与されている[2]。また、この道路は元町通・栄町通・海岸通のそれぞれ3丁目と4丁目の丁目界となっており、旧神戸村(1~3丁目側)と旧二ツ茶屋村(4~6丁目側)の村界でもあった[3](旧走水村も4~6丁目側だが旧神戸村には隣接せず、海岸通には含まれない)。
海岸通(国道2号)山側から中突堤の先端までペデストリアンデッキ(エレベーター付き)が設けられており、そこからは中突堤のみならず、西は高浜岸壁(神戸ハーバーランド)、東は新港突堤に出入港する客船などの眺望を得ることができる。
など
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.