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万栄郷は花蓮県西部に位置し、北は秀林郷と、東は鳳林鎮、光復郷、瑞穂郷と、東北は寿豊郷と、東は南投県仁愛郷、信義郷とそれぞれ接している。中央山脈上に位置するため、地勢は起伏が激しく平均海抜は600mを超えている。郷内にはマリバシ渓、馬太鞍渓、光復渓等の河川が流れている。
住民は原住民であるタロコ族が大部分を占め、その他ブヌン族及びタイヤル族が居住している。
村 |
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西林村、見晴村、万栄村、明利村、馬遠村、紅葉村 |
万栄郷は日本統治時代は花蓮港庁鳳林郡管内の蕃地とされ、同庁警務課の管轄とされた。主要な社には派出所或いは駐在所が設置され、行政、教育、衛生などの行政事務を管理していた。
戦後この地に郷が設置される際に「万里郷」と命名された。これは、当地を流れるマリバシ渓が日本語の漢字音で「万里橋」と当て字されていたことにちなむ。だが新北市にも同名の万里区が存在したことから、1958年6月に万里橋の「万」と森栄(もりさか)の「栄」を組み合わせて「万栄郷」と改称されて現在に至っている。
代 | 氏名 | 任期 |
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