一蘭
豚骨ラーメンのフランチャイズ ウィキペディアから
豚骨ラーメンのフランチャイズ ウィキペディアから
一蘭(いちらん)は、株式会社一蘭(いちらん)が展開するラーメンチェーン店である。
本社ビル | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒810-0801 福岡県福岡市博多区中洲5丁目3番2号 一蘭本社ビル 北緯33度35分35.6秒 東経130度24分16.7秒 |
設立 | 1993年(平成5年)5月 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 4290001006278 |
事業内容 | 天然とんこつラーメン専門店「一蘭」の経営 |
代表者 | 吉冨 学(代表取締役社長) |
資本金 | 4,000万円 |
売上高 | 220億円(2017年(平成29年)12月) |
従業員数 | 社員数 280名・アルバイト数 6,805名(2018年(平成30年)12月時点) |
主要子会社 |
ICHIRAN USA Inc. ICHIRAN Hong Kong Factory Limited |
外部リンク | https://ichiran.com |
1960年(昭和35年)、福岡県福岡市百道で創業し、ラーメンの真ん中に唐辛子ベースの赤いタレを浮かせて提供した元祖とされる。
1966年(昭和41年)に福岡県小郡市へ移転し、屋号を「一蘭」と改名して営業を続けた。やがて、初代店主が高齢となって廃業を予定するも現代表に屋号を譲り営業を継続、常連を会員とする全国でもまれな会員制ラーメン店となる。一蘭は「日本初の会員制」と自称している。
1993年(平成5年)9月、現在の「一蘭」第1号店である那の川店が開店し、福岡県内で店舗展開を行う。店主が代わっていることから、1960年(昭和35年)に創業した百道の店ではなく、ここを「発祥の店」としている。「記入式オーダーシステム」「味集中カウンター」は、現在の一蘭になってからである。
2001年(平成13年)、関東地区初となる「六本木大江戸線駅上店」、大阪府、愛知県、熊本県にそれぞれ出店した。
2008年(平成20年)9月、発祥の店舗である那の川日赤通り店と越谷イオンレイクタウン店限定で「天然極上とんこつラーメン」の販売を開始した。同年12月に一部店舗の値上げを実施した。
2009年(平成21年)以降は物販事業にも進出しており、袋麺タイプの「一蘭ラーメン」などをおみやげ商品として店頭・通販サイトにて販売している。
2012年(平成24年)、福岡県福岡市博多区中洲の本社ビルが全面リニューアル。3階から12階までのベランダ部分に赤い提灯を左右4個ずつ計80個吊り下げ、遠隔スイッチでルーレットになっている。客がルーレットを当てるとみやげがもらえる[1]。2012年(平成24年)5月に一部店舗の値上げを実施した。
2014年(平成26年)には、福岡県糸島市にある自社工場に隣接した店舗「一蘭の森店」を開店した。なお、2014年(平成26年)時点は約50店舗[1]である。
2017年(平成29年)5月に一部店舗の値上げを実施した。
2020年(令和2年)1月には札幌市出店で北海道にも進出した[2]。 2021年(令和3年)1月には仙台市出店で東北地方にも進出した。2月には一蘭で初となるカップ麺「一蘭 とんこつ」を発売した(製造はエースコックが担当)[3]。
食券を求めた後に味・麺の堅さなどを日本語、英語、中国語、韓国語の専用紙で指定する。会員制時代は、客ごとに違えるのは麺の固さとたれの量程度で、店主が全ての客の好みを覚えていたが、不特定多数の客に対応するために導入された。現在[いつ?]は以下の7項目を選択できる。
同じ注文をしても店舗ごとに違いが出ず、安定した味を提供するためセントラルキッチン方式とし、専用の工場で製麺などを行っている。
自動券売機の食券購入による前金制だが、箸袋または座席備え付けの注文用紙に品名と料金が印刷されており、自席前方にあるボタンを押して店員を呼び、料金と一緒に提示することで追加注文ができる。福岡のキャナルシティ博多店及び天神西通り店では「重箱どんぶり」が採用されている。 キャナルシティ博多店では和風豚骨ラーメンを唯一提供している。[4]
「全てのお客様に、とにかく何も気にすることなく無心でラーメンを味わっていただきたい」と語り、カウンター席、暖簾、仕切り、客の好みに応えるための「オーダーシステム」や替玉注文時にチャルメラが鳴る「替玉システム」を、「味集中システム」として特許を取得している[5][6]。近年はブルーオーシャン戦略の手本企業や外食産業の成功例などとして紹介され、「創意工夫に満ちた優れたサービスを提供する企業」として表彰された[7]。
福岡県糸島市にあるセントラルキッチンのラーメン生産工場。「できたて超生麺」はここの店舗のみで味わえる。博物館などを備えた観光施設でもある。2014年(平成26年)に開業し、敷地面積は約9万4000平方メートル[10]。
店頭や通販で購入可能。
2021年2月15日発売[11]。製造はエースコック[11]。コンビニや一般小売店でも販売している[11]。
A袋(粉末)・B袋(液体)の2種類のスープ、秘伝のたれと記載されたC袋と麺が入っており、「ラーメン本来の純粋な味わいを楽しんでいただくため」具は一切入っていない[11][12]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.