ワンデュ・ポダン県
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ワンデュ・ポダン県(ワンデュ・ポダンけん、ゾンカ語:དབང་འདུས་ཕོ་བྲང་རྫོང་ཁག་/ワイリー方式:Dbang-'dus Pho-brang rdzong-khag)は、ブータン中央部の県。 1638年に建てられたワンデュ・ポダン城が県の中心である。 城門の外にも同名の小さな市場が有る。 南からの侵入を防ぐ最高の土地を探していたガワン・ナムゲル(1594年~1651年)が名付けたと言われている。 ゾンカ語で「ワンデュ」は「国の統合」、「ポダン」は「宮殿」を意味する。 南にダガナ県とチラン県、東にトンサ県、西にティンプー県とプナカ県、北にガサ県とチベットと接する。 面積は3977km2、2013年の人口は3万6279人、人口密度は9.1人/km2である。