ロンドン・ウォール
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ロンドン・ウォール (英: London Wall) は、紀元後2世紀頃からローマ人によりロンディニウムの周辺に作られた防御壁であり、その後18世紀まで維持された。ロンディニウムは現在のロンドンを流れるテムズ川沿岸にあり、ローマ人にとって戦略的に重要な港町であった。
現在では、セント・マーティンのル・グランド通り [注 1] がアルダースゲート通りにぶつかるロタンダ・ジャンクションとワームウッド通り (英語版) の間の、古い壁に沿って走っているシティ・オブ・ロンドンの道路の名前となっている。中世後期までは、この壁がシティ・オブ・ロンドンの境界線となっていた。