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天王星の第13衛星 ウィキペディアから
ロザリンド[7][8] (Uranus XIII Rosalind) は、天王星の第13衛星である。
ロザリンド Rosalind | |
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仮符号・別名 | Uranus XIII S/1986 U 4 |
分類 | 天王星の衛星 |
発見 | |
発見日 | 1986年1月13日[1] |
発見者 | ボイジャー2号 S・P・シノット (ボイジャー撮像チーム) |
軌道要素と性質 | |
平均公転半径 | 69,926.795 ± 0.053 km[2] |
離心率 (e) | 0.00011 ± 0.000103[2] |
公転周期 (P) | 0.558459529 日[2] |
軌道傾斜角 (i) | 0.27876°[2] (天王星の赤道に対して) |
近日点引数 (ω) | 140.477°[3] |
昇交点黄経 (Ω) | 12.847°[3] |
平均近点角 (M) | 136.181°[3] |
天王星の衛星 | |
物理的性質 | |
三軸径 | 72 × 72 × 72 km[4] |
平均半径 | 36 ± 6 km[4] |
表面積 | 16,286.02 km2[1] |
体積 | 195,432 km3[1] |
質量 | 2.5×1017 kg[5] |
平均密度 | 1.3 g/cm3[5] (仮定値) |
表面重力 | 0.013 m/s2[1] |
脱出速度 | ~0.031 km/s |
自転周期 | 同期回転[4] |
アルベド(反射能) | 0.08 ± 0.01[6] |
赤道傾斜角 | 0[4] |
表面温度 | ~64 K |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
ロザリンドは、1986年1月13日にボイジャー2号が撮影した画像の中から、ボイジャーの画像解析チームによって発見された[9]。発見は同年1月16日に国際天文学連合のサーキュラーで公表され、S/1986 U 4 という仮符号が与えられた[9]。その後1988年6月8日に、ウィリアム・シェイクスピアの喜劇『お気に召すまま』に登場する追放された公爵の娘ロザリンドに因んで命名された[10][11]。また、Uranus XIII という確定番号が与えられた[11]。
ボイジャー2号が撮影した画像の中では、ロザリンドはほぼ球形の天体として写っていた。ロザリンドの長軸と短軸の比率は 0.8〜1.0 と推定されている[4]。また、表面は灰色である[4]。
ロザリンドは、測光的特徴や軌道要素がよく似たビアンカ、クレシダ、デズデモーナ、ポーシャ、ジュリエット、キューピッド、ベリンダ、ペルディータとともに、ポーシャ群を形成している[6][12]。
ロザリンドは、コーディリアとの 3:5 軌道共鳴に非常に近い位置を公転している[13]。また、ペルディータとの 7:8 の軌道共鳴にも近い[14]。
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