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この項目では、フジテレビのドラマについて説明しています。「ロケットボーイズ」については「ロケットボーイズ」をご覧ください。 |
『ロケット・ボーイ』は、2001年1月10日・1月17日と同年2月21日から3月21日まで、フジテレビ系「水曜劇場」枠で放送された連続テレビドラマ。全7話。
とあるハプニングをきっかけに知り合い意気投合した、30代のサラリーマン3人が成長していくさまを描いた青春グラフィティ。主人公・小林晋平が宇宙飛行士への夢に挑む姿や、3人の親子関係・結婚をめぐるドタバタなどがストーリーの軸になっている。
本作品収録中、主演俳優の織田裕二が椎間板ヘルニアで入院し、第3話以降の収録・放送が一時不可能な状態になった。それに伴い、第2話オンエアのあと4週間放送を休止し、当初全11回の予定だったものを再構成して、全7話で制作・放送された。
なお、中断期間中はドラマ『踊る大捜査線』の特徴的な回を抜粋した再放送『ザッツ踊る大捜査線』が充てられ(ユースケと市川染五郎が解説役を務めた)、『ロケット・ボーイ』本編よりも平均視聴率が上回るという、本編スタッフにとっては屈辱的な結果となった。全7回の平均視聴率は18.8%(『踊る大捜査線』再放送全4回の視聴率は平均21.3%)。なお、この再放送の好評を受け、視聴者からの要望もあり、当初放送予定の無かった最終回部分を『ザッツ踊る大捜査線ファイナル』として別枠で再放送を行った。
本作は一度もセルおよびレンタルソフト化されていない。CSでは2017年3月・4月にホームドラマチャンネルで放送されている。
- 小林 晋平〈31〉
- 演 - 織田裕二
- 少年時代は宇宙飛行士に憧れていたが、大学卒業後は旅行代理店「銀河ツーリスト」で働くことになった気弱な人。かなりの天文オタク(着信音も『2001年宇宙の旅』)。なぜか牛乳酎が大好き。父からは「実家の旅館を継げ」としつこく言われている。君江とのお見合いはドタキャンした。
- 鈴木 善行〈30〉
- 演 - ユースケ・サンタマリア
- メンマを取り扱っている「ミクロフード」の営業マン。優柔不断な性格。少年時代はプロ野球選手に憧れており、ヤクルトスワローズのファン。学生時代から「チョロ松」の常連(それがきっかけで現在の仕事に就いた)。
- 実は学生時代に両親が事故で亡くなり、親戚をたらい回しにされた苦労人。結婚するまではプレハブ小屋で生活していた。
- 田中 武徳〈28〉
- 演 - 市川染五郎
- 大手広告代理店「大日本広告」に勤務。ちょっと生意気で「ヘイ!ヘイ!」が口癖の女好き。
- 実は仕事のミスが多く、厄介者扱いされている。普段はポジティブを装っているが、家族の前では、プレッシャーに苦悩するネガティブ人間。
小林の関係者
- 花沢 君江〈23〉
- 演 - 京野ことみ
- 晋平の幼馴染(昔のあだ名は花沢エイリアン)。お見合いの相手。
- 小林とのお見合いのついでに上京し、笹塚で一人暮らしをしている。
- 橘 亜希子〈30〉
- 演 - 中嶋朋子
- 大学時代に映画館のアルバイト仲間との罰ゲームで晋平と8年間付き合い、同棲していた人(元彼女)。
- 映画配給会社「GAGA」に勤務しており、『猿の惑星』が大好き。
- 中島 良雄
- 演 - 東根作寿英
- 「銀河ツーリスト」海外班主任。晋平の後輩。
- 妻子持ちだが、ミヤコにつけ狙われている可哀想な人。
- 工藤 ミヤコ
- 演 - 猫背椿
- 「銀河ツーリスト」勤務。晋平の同僚。
- 同僚の中島を日々つけ狙っている人。
- 山吹 みどり
- 演 - 赤坂七恵
- 「銀河ツーリスト」勤務。晋平の同僚。
- 晋平入院時には企画のピンチヒッターを務める。
- 服部
- 演 - 六角精児
- 「銀河ツーリスト」アルバイト添乗員。晋平の牛乳酎仲間。
- ズル休みする癖があり、事あるごとに入院している。「朝が弱くなければホントはバスの運転手になりたかった」らしい。距離計算だけはプロ。
- 桜木 正介〈40〉
- 演 - 渡辺いっけい
- 「銀河ツーリスト」課長。晋平の上司。
- 口うるさいが人情味はある人。
- 小林 学〈58〉
- 演 - 山本圭
- 晋平の父。旅館「新かど旅館」経営者。本当は「船乗りになりたかった」らしい。
- 小林 早苗〈66〉
- 演 - 大森暁美
- 晋平の母。非常に上品な人。
鈴木の関係者
- 幸子
- 演 - 筒井真理子
- 善行の姉。2児の母。
- 亮太
- 演 - 梨本謙次郎
- 幸子の旦那さん。宇都宮で餃子屋を経営。
- 松井 光子〈25〉
- 演 - 須藤理彩
- 善行の奥さん。旧姓は松井。娘の名前はルナ(小林が命名)。
- 松井 佐助
- 演 - 岩松了
- 光子の父。ラーメン「チョロ松」の店主(相当なエロオヤジ)。しょっちゅう田中とは喧嘩をしている。
- 松井 千鶴子
- 演 - 鷲尾真知子
- 光子の母。「チョロ松」を手伝っている。
田中の関係者
- 村越
- 演 - 伊藤正之
- 武徳の上司。ミスを連発する武徳を疎ましく思っている。
- 田中 一臣
- 演 - 谷原章介
- 田中の兄。田中グループ「TKシティビル」代表。
- 田中 麻美子
- 演 - 大楠道代
- 田中の母。超有名なフラワーコーディネーター。
- 田中 義宗
- 演 - 竜雷太
- 田中の父。大企業「田中グループ」会長。
その他
- 小林
- 演 - 皆川猿時
- 晋平らが行きつけのビアホール「ジャガークラブ」の店長さん。お決まりのセリフは「ハイ!喜んで!」。
- エリカ
- 演 - 桜井裕美
- 「ジャガークラブ」の店員さん。実は店長と付き合っている。
- 面接官
- 演 - 毛利衛
- 晋平が宇宙飛行士試験を受けた際の面接官。
- ウエイター
- 演 - 内浦純一
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各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 | 視聴率 |
第1話 | 1月10日 | 彼女が出て行った朝、僕は彼らと出会った | 河毛俊作 | 19.9% |
第2話 | 1月17日 | そして僕らは変わり始めてた | 18.0% |
第3話 | 2月21日 | 僕らの再スタート | 田島大輔 | 22.6% |
第4話 | 2月28日 | 花巻-東京492キロ走り切れ! | 18.8% |
第5話 | 3月07日 | 小林晋平、宇宙を目指す | 河毛俊作 | 17.3% |
第6話 | 3月14日 | 小林、涙の面接試験と流星群 | 田島大輔 | 17.6% |
最終話 | 3月21日 | それぞれの旅立ちと見果てぬ夢 | 17.2% |
平均視聴率 18.8%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
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- 初回・第3話・最終話は、21時 - 22時9分の15分拡大放送[1]。
- 当時の宇宙開発事業団 (NASDA) で小林が面接を受けるシーンに、面接官の一人として毛利衛が出演した。
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フジテレビ 水曜劇場 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
涙をふいて(2000年10月11日 - 12月20日)
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ロケット・ボーイ (2001年1月10日 - 3月21日)
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