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ラムヌス
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ラムヌス(古希: Ῥαμνοῦς, 英: Rhamnous)は、古代ギリシアのアッティカ地方の都市である。ラムヌースとも表記される。ラムヌスはエウリポス海峡(英語版)を見下ろすことができる海岸にあり、その印象的な遺跡は現在、マラトン市のアギア・マリナ(Agia Marina)の町の北西に位置している。
概要 所在地, 種類 ...
Ῥαμνοῦς | |
![]() 背景にエウボイア島をのぞむラムヌスの古代遺跡。
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![]() ラムヌス遺跡の全体図。 | |
所在地 |
アッティカ 東アッティカ県, Agia Marina |
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種類 | アクロポリス, ギュムナシオン, 劇場, 正門, 城壁跡, ネメシスとテミスの小神殿, ネメシス神殿 |
歴史 | |
時代 |
ミケーネ時代, 古代ギリシャ ローマ時代 |
追加情報 | |
発掘期間 |
1813年 ディレッタンティ協会 1880年 ディミトリオス・フィリオス 1890年-1893年 ヴァレリオス・スタイス 1922年-1923年, 1947年 アナスタシオス・オルランドス, ウィリー・ズシエッツシュマン(ドイツ語版), ウィリアム・ヒュー・プロマー(William Hugh Plommer), ウィリアム・ベル・ディンズムア(英語版), ジャン・プイヨー(英語版), J・マルカデ(J. Marcadé) 1958年 エフティミオス・マストロコスタス 1960年 I・D・コンディス(I. D. Kondis), ヴァシリオス・ペトラコス(Vassilios Petrakos) |
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この遺跡は古代ギリシアにおける復讐の女神ネメシスを祀った最も重要な聖域として古代世界で有名だった[1]。他にネメシスの有名な聖域にスミュルナがあった。
ラムノスはアッティッカ地方で最も保存状態の良いデモスの遺跡である。アッティカの航路上の拠点として戦略的に重要な位置にあり、アテナイのエペーボス(英語版)(若い青年男子)で構成された守備隊によって守りが固められていた。城塞化されたアクロポリスはその両側にある2つの小さな港を支配していた。これらの港は古くから広範囲にわたる沈泥で塞がっていたが、ペロポネソス戦争中はアテナイに向けて穀物が輸出されていた。