ラトヴィアン・ギャンビット
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ラトヴィアン・ギャンビット (Latvian Gambit) は、チェスのオープニングの1つ。ラトヴィア共和国のカルリス・ベティンズ(英語版)が19世紀に深く研究したことから「ラトヴィアン・ギャンビット」と名づけられた[1]。イギリスやアメリカ合衆国では、それより以前の17世紀にジョアッキーノ・グレコが分析していたことから「グレコ・カウンター・ギャンビット」と呼ばれている[1]。右図は、その基本形となっている[2]。基本形までの手順は1. e4 e5 2.Nf3 f5である[2]。黒の2手目の2.… f5は余程攻撃の好きな人でなければ指せない手で[1]、今日では滅多に指されないオープニングであるといえる[1]。ただ攻撃の研究をする人にとっては面白いオープニングであるといえる[1]。
ラトヴィアン・ギャンビット
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