ユーグ1世 (ヴェルマンドワ伯)
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ヴェルマンドワ伯ユーグ(Hugues Ier de Vermandois、1057年 - 1101年10月18日[1])とは、カペー家出身の初代ヴェルマンドワ伯である。ユーグ大伯(仏: Hugues le Grand / 羅: Hugo Magnus)とも称される。彼は主に第1回十字軍における指導者の1人として知られている。彼の渾名である Magnus (「大きな」「偉大な」「巨大な」の意)は、おそらく中世フランス語のle Maisné(「若い」の意)という単語をラテン語に訳する際に生じた誤訳であると考えられている。ユーグ伯がフランス王フィリップ1世の弟であることがle Maisnéの由来であるとされている[注釈 1]。