ユスフザイ

ユスフザイ（Yusufzai or Yousafzai (パシュトー語: یوسفزی‎,    ¹、エザプザイ（Esapzai、ايسپزی‎）またはユスフィーとも呼ばれる ）は、アフガニスタンとパキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州のいくつかの地域に住む大規模なパシュトゥーン人族^[1][2]。

Yūsufzai ايسپزی
ユスフザイのアフガニスタン戦士
Ethnicity	パシュトゥーン
Location	アフガニスタン, パキスタン (カイバル・パクトゥンクワ州)
Parent tribe	Sarbani
Branches	Mandanr
Language	パシュトー語
Religion	イスラム教

語源

歴史

クナール川をいかだで渡るバブール（バジャウルの西で）

ユスフザイ族はもともとカンダハールの出身で、そこから今日の主な地域であるクナール渓谷、ペシャーワル渓谷、スワート渓谷に移住した。彼らは支配を受け入れない独立した民族であり、過去にアレクサンドロス3世・モンゴル民族・ムガル帝国・イギリス領インド帝国・ソビエト連邦^[3]・アメリカ合衆国^[4]といった勢力と戦ったことがある。

インド、ロヒルカンド州のナジブ・アド・ダウラ・ユスフザイが築いたナジババード郊外のパッタールガル砦

第3次パニパトの戦いで、茶色の馬に乗ったアフマド・シャー・ドゥラーニの左側を行進するナジブ・ウド・ダウラとシュジャ・ウド・ダウラ。

ディル州旗

バヌー県クラム川橋

ムガル・ケルの部族の木（Hayat-i-Afghaniより^[5]

著名なユスフザイ／ユサフザイ

• カジュ・カーン（英語版） - パシュトゥーン人の革命指導者
• ナジーブ・ハーン、ロヒラ・アフガニスタンのインド統治者
• カルナル・シェル・カーン（英語版） - カシミールのパキスタン兵士殉教者
• ニサール・ムハンマド・ユスフザイ（英語版） - 大正時代にアフガニスタン独立のために戦った

他の主要部族

• ドゥッラーニー部族連合
• ギルザイ部族連合

注釈

• ^1In Pashto, "Yusufzai" (یوسفزی‎, [jusəpˈzai]) is the masculine singular form of the word. Its feminine singular is "Yusufzey" (یوسفزۍ‎, [jusəpˈzəi]), while its plural is "Yusufzee" (یوسفزي‎, [jusəpˈzi]).

脚注

1. Khan Roshan Khan. “Yousafzai qaum ki sarguzasht”. 2021年3月28日閲覧。
2. Coyle, Dennis Walter (2014). Placing Wardak Among Pashto Varieties (Master's thesis). University of North Dakota.
3. アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)
4. アフガニスタン紛争 (2001年-2021年)
5. Muhammad Hayat Khan (1867). Hayat E Afghani By Muhammad Hayat Khan Published In 1867 Complete Book In Urdu. http://archive.org/details/HayatEAfghaniByMuhammadHayatKhanPublishedIn1867CompleteBookInUrdu