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ヤニス・バルファキス[2](ファロファキス[3]、ギリシャ語: Γιάνης Βαρουφάκης, ラテン文字転写: Gianis Varoufakis、英語: Yanis Varoufakis、1961年3月24日 - )は、ギリシャの経済学者、政治家である。正式名はイオアニス・ゲオルギウ・ヴァルファキス(ギリシア語: Ιωάννης Γεωργίου Βαρουφάκης[4])。現代ギリシア語の発音に従い、ヴァルファキスとも表記される[5]。
ヤニス・バルファキス Γιάνης Βαρουφάκης | |
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所属政党 | 急進左派連合(2015年 – ) |
配偶者 | ダナエ・ストラトウ(後妻) |
公式サイト | Yanis Varoufakis |
ギリシャ財務大臣 | |
内閣 | アレクシス・ツィプラス内閣 |
在任期間 | 2015年1月21日 - 7月6日 |
大統領 |
カロロス・パプーリアス プロコピス・パヴロプロス |
ギリシャ議会議員 | |
在任期間 | 2015年2月5日 - |
伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
2000年、アテネ大学に経済学博士課程を作り、その責任者を務めた[7]。
2006年に、アメリカ合衆国の不動産を震源とする金融危機が発生し、それがウォール街を経てギリシャに及ぶだろうと予測した[7]。この予想は、サブプライム住宅ローン危機として的中した[8]。2008年の世界金融危機によってアメリカ合衆国による一極体制が潰えた事を受け、自身の公式ウェブサイトに「2008年以後の世界への思想」(原文:THOUGHTS FOR THE POST-2008 WORLD)という表題を付けている。
2010年頃から、ギリシャは支払い不能でありユーロ圏にいる間にデフォルトするべきだと主張し始めた[7]。2011年12月、ギリシャを離れてバルブ・コーポレーションのコンサルタントを務めた[9]。
2015年1月ギリシャ議会総選挙で当選、1月27日にアレクシス・ツィプラスを首班とする急進左派連合(SYRIZA)政権の財務大臣に就任した[2]。しかし、7月5日に行われた緊縮財政政策への国民投票で反対票が賛成票を上回った結果を受けて、翌7月6日に辞任を表明した。
かつて全ギリシャ社会主義運動(PASOK)への助言を行っていたが、同党の課した緊縮財政策に反発、以来反緊縮を掲げる急進左派連合への支持を表明していた[8]。一方で人脈的には市場原理主義者に近く、ギリシャの急進左派連合政権に送り込まれた「トロイの木馬」という見方も出ている[1]。
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