モフタール・ベルモフタール
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モフタール・ベルモフタール(アラビア語: مختار بلمختار、Mokhtar Belmokhtar, 1972年6月1日 - 2015年6月[1]) は、アルジェリア出身のイスラーム系武装組織の指導者。イスラム聖戦士血盟団(al-Mua'qi'oon Biddam)指導者、イスラーム・マグリブ諸国のアル=カーイダ機構指導者、密輸業者、武器商人、テロリスト。ハーリド・アブー・アル=アッバースの異名を持つほか、日本では、モフタル・ベルモフタルとして報道されたこともある。「密輸将軍」「拘束不可能な男」「ミスター・マルボロ (Mr.Marlboro)」[2]などの異名もある。
概要 モフタール・ベルモフタール مختار بلمختار, 通称 ...
モフタール・ベルモフタール مختار بلمختار | |
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2009年頃のベルモフタール | |
通称 |
ハーリド・アブー・アル=アッバース 密輸将軍 拘束不可能な男 ミスター・マルボロ ベラウエ |
生年 | (1972-06-01) 1972年6月1日(51歳) |
生地 | アルジェリア ガルダイア |
活動 |
外国人誘拐 コカイン・武器密輸 アルジェリア人質事件 |
所属 | イスラム聖戦士血盟団 |
信教 | イスラム教 |
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10代の頃からイスラーム系武装集団の戦士としてアフガニスタンなどでも戦っていたが、やがてアルカーイダとの関係を深めつつ、伝説的なムジャヒディーン戦士としていくつかの武装集団で指導的立場になり、AQIMを率いて組織維持などのためにアルジェリア・マリ・ニジェールなどで密輸・誘拐などの組織的な犯罪に手を染めてアルジェリア政府などと敵対するようになり、2012年になりAQIMを離脱し「イスラム聖戦士血盟団」(al-Mua'qi'oon Biddam)を率いるようになった。特に2013年1月にアルジェリア人質事件を起こしたことで、日本や欧米諸国でその名が知れ渡るようになった。