メチルオレンジ
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メチルオレンジ(Methyl orange)は、滴定においてよく使われるpH指示薬である。
概要 メチルオレンジ, 識別情報 ...
メチルオレンジ | |
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別称 4-[(4-ジメチルアミノ)フェニルアゾ]ベンゼンスルホン酸ナトリウム | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 547-58-0 |
ChemSpider | 16736152 |
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特性 | |
化学式 | C14H14N3NaO3S |
モル質量 | 327.33 g mol−1 |
密度 | 1.28 g/cm3、固体 |
融点 |
300°C以上 |
水への溶解度 | 0.5 g/100 mL (20 °C) 熱水に可溶 |
溶解度 | ジエチルエーテルに不溶[1] |
危険性 | |
GHSピクトグラム | |
GHSシグナルワード | 危険 |
Hフレーズ | H301 |
Pフレーズ | P308, P310 |
EU分類 | T |
主な危険性 | Toxic (T) |
NFPA 704 | |
Rフレーズ | R25 |
Sフレーズ | S37, S45 |
半数致死量 LD50 | 60 mg/kg(ラット、経口) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
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メチルオレンジは酸性の半ばで非常にはっきりと色が変化するため、酸の滴定に良く使われる。万能指示薬と違い、色々な色に変化するわけではない。通常は赤色から黄色にかけて変色し、変色の終点ははっきりしている。