メゼニ川
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メゼニ川(メゼニがわ、ロシア語: Мезень、コミ語: Мозын、Mezen)は、ロシアのコミ共和国ウドルスキー地区とアルハンゲリスク州レシュコンスキー地区およびメゼニスキー地区を流れる川。白海のメゼニ湾に河口がある。ヨーロッパ・ロシア最大の川のひとつで、全長は857km、流域面積は7.8万平方km。主要な支流にボルシャヤ・ロプチュガ川(左岸)、ピッサ川(左岸)、メゼニスカヤ・ピズマ川(右岸)、スラ川(右岸)、キマ川(右岸)、ヴァシュカ川(左岸)、キムザ川(左岸)、ピョザ川(右岸)がある。
概要 メゼニ川, 延長 ...
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アルハンゲリスク州東部と北東部、コミ共和国西部の広大な地域を流域とする。メゼン町、ウソゴルスク都市型集落、カメンカ都市型集落、それにウドルスキー地区の行政の中心であるコスラン村はみなメゼニ河岸に位置する。レシュコンスキー地区の行政の中心であるレシュコンスコエ村はメゼニ川との合流点から数キロ上流のヴァシュカ河岸にあるが、渡し舟がメゼニ川右岸まで運航されている。
水源は、北ウラル山脈西部のコミ共和国のティマン丘陵にある。はじめ南西に流れた後、急激に北西へ向きを変える。上流部は丘陵のなかを通る。北極圏のわずか南にあたるメゼニの近くで、白海のメゼニ湾にそそぐ。ピョザ川が河口付近で東から合流する。
航行可能なのはコスラン村までであるが、渡し舟を除いて定期旅客航路はない。