マドファウィキペディア フリーな encyclopedia マドファ(アラビア語:مدفع)とは、12~13世紀にアラブ世界で用いられた初期の銃であり、口径20mmの金属の銃身(管)に柄がついた形をしている。ブンドゥク(بندق、「ハシバミ」の意)と呼ばれる金属の芯を持つ銃架が使われた。弾丸には硝石と炭と硫黄を混合した粉が用いられた。熱した金属を銃身の内壁(発火装置の穴)に持っていくことで発砲する。 マドファと同様の15世紀初頭のヨーロッパの火器(コンラート・キーザー(英語版)による1400年頃の写本『ベリフォルティス(英語版)』所収のミニアチュール) 同様の武器は後にヨーロッパで使われることになる。
マドファ(アラビア語:مدفع)とは、12~13世紀にアラブ世界で用いられた初期の銃であり、口径20mmの金属の銃身(管)に柄がついた形をしている。ブンドゥク(بندق、「ハシバミ」の意)と呼ばれる金属の芯を持つ銃架が使われた。弾丸には硝石と炭と硫黄を混合した粉が用いられた。熱した金属を銃身の内壁(発火装置の穴)に持っていくことで発砲する。 マドファと同様の15世紀初頭のヨーロッパの火器(コンラート・キーザー(英語版)による1400年頃の写本『ベリフォルティス(英語版)』所収のミニアチュール) 同様の武器は後にヨーロッパで使われることになる。