ベア・ナックル
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この項目では、アクションゲーム作品について説明しています。格闘技については「ベアナックル・ボクシング」をご覧ください。 |
『ベア・ナックル』は、1991年8月にメガドライブで発売されたセガのベルトスクロールアクションゲーム、およびそのシリーズの名称である。タイトルの「ベアナックル」は、素手で戦うことを指すボクシング用語ベアナックル・ボクシングから来ている。
本シリーズは、『ファイナルファイト』(カプコン)と類似したシステムのベルトスクロールアクションゲームであり、2020年までに4作が発売された。
第一作の音楽は古代祐三が制作しており、『II』と『III』は川島基宏との共作である(古代の担当曲は『II』は全20曲中17曲、『III』は全27曲中16曲である)[1]。
日本国外では "Streets of Rage"(ストリーツ・オブ・レイジ)のタイトルで販売された。これはのちにメガCD用ソフト『セガクラシック アーケードコレクション』の収録作品の1つとして、『I』のみ逆輸入されている。
古代祐三のサウンドワークは評価が高く[2]、各作品の発売と同時期に、アルファレコードよりサウンドトラックCDが発売された。また、2007年8月10日に5pb.から発売されたCD『古代祐三 BEST COLLECTION Vol.2』には、本シリーズ3作品と『ザ・スーパー忍』の音楽がまとめて収録されている。5pb.版CDには『I』のアルファレコード版CDにあったアレンジ曲は入っていないが、その代わり『III』のアルファレコード版CDで未収録だった曲が入っている。
セガにおけるシリーズ展開は『III』で一区切りとなったが、『III』の発売から26年後の2020年4月30日、同作の10年後を描いた『ベア・ナックルIV』が発売された[3]。
また、『IV』発売までの間、このシリーズに影響を受けた世代による続編的なアプローチの作品がセガ以外のメーカーで、いくつか試みられている(詳細は#続編の構想を参照)。