ヘキサニトロコバルト(III)酸カリウム
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ヘキサニトロコバルト(III)酸カリウム(potassium hexanitritocobaltate(III))は、化学式がK3[Co(NO2)6]の黄色の錯体である。亜硝酸コバルトカリウム[2]もしくは硝酸コバルトカリウム[3]とも呼ばれる。この錯体の陰イオンは三価コバルト中心に6個のニトロ配位子が結合している。水にはほとんど溶けない。
概要 識別情報, 特性 ...
ヘキサニトロコバルト(III)酸カリウム | |
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Potassium hexanitritocobaltate(III) | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 13782-01-9 |
PubChem | 25022080 |
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特性 | |
化学式 | K3[Co(NO2)6](無水物) K3[Co(NO2)6]·1.5H2O(セスキ水和物) |
モル質量 | 452.26 g/mol(無水物) 479.284 g/mol(セスキ水和物) |
外観 | 黄色 立方晶 結晶(セスキ水和物) |
密度 | 2.6 g/cm3(セスキ水和物) |
水への溶解度 | 水には僅かに溶ける(セスキ水和物) |
溶解度 | 酸とは反応し、エタノールには溶けない(セスキ水和物)[1] |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
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1848年ブレスラウのN. W. Fischerにより初めて合成された[4]。黄色の顔料として使われ、オーレオリンもしくはコバルトイエローと呼ばれる[5][6][6]。Colour Index Generic NameはPigment Yellow 40である[7]。