プロトケラトプスとヴェロキラプトルの格闘の化石
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プロトケラトプスとヴェロキラプトルの格闘の化石(プロトケラトプスとヴェロキラプトルのかくとうのかせき)とは、1971年にゴビ砂漠にて発掘された[1]、プロトケラトプスとヴェロキラプトルが組み合った状態の化石である。ヴェロキラプトルの左手がプロトケラトプスのフリルに引っ掛けられ、左足はプロトケラトプスのお腹に蹴り込まれ、右腕はプロトケラトプスにかまれているという生々しい格闘を今に残している。恐竜同士の格闘がそのまま化石になるというのは非常に稀なことであるため、図鑑などで掲載され、イラストが描かれるほど有名である。闘争化石や格闘化石とも呼ばれる。