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公用語や準公用語にフランス語が設定され、フランス語がその地域で重要な言語のひとつになっている国・地域の総称 ウィキペディアから
フランス語圏(フランスごけん)とは、公用語や準公用語にフランス語が設定され、フランス語がその地域で重要な言語のひとつになっている国・地域の総称。
フランスの地理学者であるオネジム・ルクリュは、自著・『France, Algérie et colonies』(1880年)にて、フランス語の話者を「フランコフォン (francophone)」と、その言語共同体を「フランコフォニー (francophonie)」と、それぞれ呼んだ[2]。ここから転じて現在では、フランス語圏についても「フランコフォニー」と呼ばれることがある[3]。
フランス語は、かつてヨーロッパにおける外交語として広く流通していた実績もある。英語に次ぐ第二外国語として欧米を中心に広く学ばれており、国際連合や国際オリンピック委員会の公用語にも採用されている。世界約50カ国以上で話されている。
フランス語は帝国主義の影響でかなり広範囲に伝播したため、方言も多種多様である。ケベック方言はまだしも、ハイチ・クレオールやインド洋諸国で話されているフランス語系ピジンなどはそのフランス語の多様性をよく示しているといえる。
情報源:Ethnologue report for language code FRN
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