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フィリップ・グッドウィン(Philip R. Goodwin、1881年9月16日 - 1935年12月14日)はアメリカ合衆国のイラストレーターである。野生動物や狩りや釣りの情景を描いた。
コネチカット州のノーウィッチに生まれた。11歳で「コリアーズ・マガジン」に作品が採用された[1] 。ロードアイランド州のロードアイランド・スクール・オブ・デザインやニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグで学んだ後、フィラデルフィアのドレクセル協会(現在のドレクセル大学)で有名なイラストレーター、ハワード・パイルに学んだ。パイルが自らの美術学校を開いた時、グッドウィンもパイルに従った。同時期にパイルに学んだ画家にはN・C・ワイエス、ソーントン・オークリーやフランク・スクーノヴァーがいる。
22歳の1903年にジャック・ロンドンの『野性の呼び声』の挿絵を描いた。1904年にニューヨークにスタジオを開いた。 「Collier's Weekly」、「Outdoor Life」、「Outers' Recreation」、「 Scribner's Magazine」といった雑誌に多くの挿絵を描いた。セオドア・ルーズベルト大統領の「アフリカ狩猟旅行」の挿絵も描いた。
西部のカウボーイやインディアン、風景画を描いた画家、チャールズ・マリオン・ラッセル(1864-1926)と親しくなり[2] 、ラッセルの牧場などで過ごし、ラッセルと写生や狩り、釣りをして、お互いの絵のスタイルも影響しあった[3][4]。動物画家のルンギス(Carl Rungius:1869-1959)とも狩りや野外活動を通じて友人となった。グッドウィンの友人となった人物には、狩猟好きの大統領のセオドア・ルーズベルトやコラム作家のウィル・ロジャース、動物作家のアーネスト・トンプソン・シートンもいた[5]。カレンダーの製作や、釣り具メーカーや猟銃メーカーの広告ポスターも描いた[6] 。
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