ビデオ・アート
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ビデオ・アート (video art) とは、映像と音声を扱う芸術ジャンルのひとつ。ディスプレイ(展示・上映)の媒体に映像機器、記録媒体にかつてはビデオテープ、現在はDVDなどの電磁的記録媒体を使うことがある。これによってスクリーンとフィルムを使う作品とは区別されている。1960年代に始まり、機材が低価格化した1980年代以降に制作者数が急増し、1990年代以降はメディア・アートの中に包含されつつ現在に至っている[1]。
ビデオ・アートの表現には、ビデオカメラの他に、モニターやプロジェクター、パソコンとの接続も用いられる。観客と相互作用をするインタラクティブな形式や、他のジャンルの作品とともにインスタレーションとして展示される場合もある[2]。
ビデオ・アート作家の活動は、次のように大きく分けられる[1]。