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主にパキスタンを原産とする岩塩 ウィキペディアから
ヒマラヤ岩塩(ヒマラヤがんえん)は、主にパキスタンおよびネパール、チベット、インドの岩塩鉱床から産出される岩塩の総称である。結晶の格子欠陥やイオウの含有などの作用により、淡紅色、紫色、黒色、黄色などの様々な色がある。
日本で販売されるヒマラヤ岩塩は、原産国以外に産地や生産者が表示されず、「ヒマラヤ山脈の山麓で採掘された」という曖昧な表示が多い。そのため、特に食用の場合はトレーサビリティの視点による商品の選択が求められる。パキスタンの最大の岩塩鉱山は、パンジャーブ州のジェラム県(Jhelum)のケウラ岩塩鉱山(Khewra Salt Mines)である。
ナトリウムのほか、マグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄などのミネラルが含まれる。
食用のほか、入浴剤などにも利用される。 食用とする場合は不純物や微生物などに注意する必要がある。
淡紅色の岩塩は、観賞用のランプやブロックなどにも加工される。
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