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パリ=サン=ラザール - ル・アーブル線
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パリ - ル・アーブル線 (パリ - ル・アーブルせん、ligne Paris-Le Havre) はフランスの鉄道網における放射状幹線のうちの1路線である。路線延長は228キロメートル。イル=ド=フランス地域圏からオート=ノルマンディー地域圏を貫き、パリからマント=ラ=ジョリー、ルーアン、ル・アーブルの各都市圏を結んでいる。
概要 パリ - ル・アーブル線, 基本情報 ...
パリ - ル・アーブル線 | |||
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![]() マント駅・マント=ラ=ジョリー駅間 | |||
基本情報 | |||
国 |
![]() | ||
起点 | パリ・サン・ラザール駅 | ||
終点 | ル・アーヴル駅 | ||
開業 | 1843年 - 1847年 | ||
所有者 | フランス鉄道線路事業公社 | ||
運営者 | フランス国鉄、諸新規参入事業者 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 | 228 km | ||
軌間 | 1,435 mm (標準軌) | ||
線路数 | 複線 (一部区間3線・複々線) | ||
電化方式 | 交流25000V 50Hz | ||
最大勾配 | 8パーミル | ||
保安装置 | BAL | ||
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線路は、パリからルーアンにかけては、勾配が緩やかな線形を取ってセーヌ川を6回渡りながら、大方セーヌ川流域を通る。ノルマンディー主要部の北部、コーの僅かな起伏のある台地上へは、少々困難かつ大きな土木工事を行い、長い勾配によって達する必要があった。これらの土木施設は大きな輸送量に対応する高水準の設備を有している。
1843年から1847年にかけて、パリからルーアン、そしてル・アーブルの港を結ぶ目的で開業し、多くの旅客の地域間輸送を確保した。また、フランス第二の海港であるル・アーブル港とパリ都市圏を結ぶ事により、多くの商品輸送も担った。トランジリアン・パリ・サン=ラザールやTERオート=ノルマンディの列車と共に、アンテルシテとなったコライユが運行している。この漸進的飽和状態は、この路線の設備の質にもかかわらず、後に復活される前に取り消されたLGVノルマンディーのようないくつもの計画を生み出した。また、線路容量の大きな増大と関係促進を可能とするノルマンディー - ヴァル・ド・セーヌ高速連絡線 (liaison rapide Normandie-Val de Seine) のような計画もあった。
本路線は国有鉄道網 (réseau ferré national) の340 000線を構成する