バーチャルアシスタント
ソフトウェアエージェント / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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バーチャルアシスタント(英: virtual assistant)、または仮想アシスタント(かそうアシスタント)とは、個人のタスクまたはサービスを実行できるソフトウェアエージェント。広義のAI技術を使用するため、しばしばAIアシスタント、あるいは単にAIと呼ばれる。また、独立して存在する既存の機能やアクセシビリティに関する機能の統合、あるいはアカウントやコンピューターに散在するファイルやデータの受け渡しの一元化を担う。
2017年時点で、AIアシスタントの機能や使用法は急速に拡大しており、新製品も市場に登場している。2017年5月のオンライン調査ではアメリカで最も幅広く使われているのはAppleのSiri(34%)で、2位以降はGoogleのGoogleアシスタント(19%)、AmazonのAmazon Alexa(6%)、MicrosoftのMicrosoft Cortana(4%)という結果になった[1]。
これらのアシスタントが動作するスマートスピーカーの使用法は根本的に異なっている。Appleは2017年6月までスマートスピーカーの発表すらしていなかった。AppleとGoogleは、それぞれiOSとAndroidなど各社のOSが搭載された大規模なスマートフォンのユーザーを持っており、MicrosoftはWindowsがインストールされている多くのコンピュータがある(Cortanaはスマートフォンやスマートスピーカーでも動作する)一方、Alexaはネット通販の(Amazon)商品を注文できる最初のAIアシスタントとなった[2]。