バッカス=キーホー=キドランドの逆説
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バッカス=キーホー=キドランドの逆説(ばっかす=きーほー=きどらんどのぎゃくせつ、英: The Backus–Kehoe–Kydland puzzle)とは、国のパネルデータを観察したときに、「国Aの消費の時系列の動き」と「国Bの消費の時系列の動き」の相関が、「国Aの生産の時系列の動き」と「国Bの生産の時系列の動き」の相関に比べて小さいこと[1]。デービッド・バッカス(英語版)、パトリック・キーホ―、フィン・キドランドが、1992年の論文において提示する[1]。英語の頭文字をとってBKKパズルなどと表現されることもある。国際的消費相関パズル(英: The international consumption correlations puzzle)、低国際消費相関パズル(英: The puzzle of low international consumption correlations)とも呼ばれる[2]。