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バイシクル・キック
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バイシクル・キック(bicycle kick)またはオーバーヘッド・キック(overhead kick)、シザーズ・キック(scissors kick)は、サッカーにおけるキックの一つである。地面に背を向けた状態で空中にあるボールを頭より高い位置(=overhead)[1]でキックするもので、足の動作が自転車(=bicycle)のペダルをこぐ様子[2]や鋏(=scissors)を動かす様子[3]ににていることから、これらの名前が付いた。見た目の派手さからサッカーにおける最もエキサイティングなプレーのひとつであるとされる[4][5]。
![Photograph of a man striking a ball in mid-air](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/72/Ruben_Mendoza_bicycle_kick.jpg/640px-Ruben_Mendoza_bicycle_kick.jpg)
攻撃側が得点を奪いに行くときのほか、防御側がボールをクリアするために行う場合がある。いずれにせよ高度な技術が求められるため、成功例の大半はトップクラスのプロサッカー選手に限られる[6]。
バイシクル・キックは19世紀後半の南米ペルーで生み出されたと考えられており、それがヨーロッパへ逆輸入され世界へと広まっていった[要出典]。
バイシクル・キックはサッカーにおける象徴的なスキルに見なされており、彫刻、映画、文学など芸術の分野においても取り入れられている。