ハイフォン事件
ウィキペディア フリーな encyclopedia
ハイフォン事件(ハイフォンじけん、 英: Haiphong Incident、Haiphong Massacre、ベトナム語:Trận Hải Phòng / 陣海防)は、1946年11月23日にフランス領インドシナ北部の港湾都市のハイフォン(ベトナム語: Hải Phòng, 漢字: 海防市)をフランス海軍の複数の通報艦が砲撃して約6000人の市民が殺害された事件である[1]。ハイフォン虐殺やハイフォン砲撃としても知られるこの事件は1946年12月19日から始まるハノイの戦い(英語版)、ひいては第一次インドシナ戦争の発端となった武力衝突と言われている[2][3][4]。