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ノーサンブリア王国
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ノーサンブリア王国(英:Kingdom of Northumbria、古英語:Norþanhymbra rīce)は、アングロ・サクソン人が築いた七王国のうち最北、現在のノーサンバーランドにあったアングル人の王国である。
王国の範囲は現在の行政区で言えば、ノース・イースト・イングランド、ヨークシャー・アンド・ザ・ハンバー、カンブリアを含むノース・ウェスト・イングランド、そしてスコティッシュ・ボーダーズまでの範囲に渡る。ノーサンブリアとは、ハンバー川より北の地方のことであり、ハンバー以南の地方はサウサンブリアと呼ばれた。
ノーサンブリアにはデイラ王国、バーニシア王国という2つの王国が並存していた。これらはときに対立し、ときに統一されてノーサンブリア王国 (6~10世紀) という1つの国になり、そしてまた分裂するということを繰り返した。2つの王家の伝説的な祖先が、オーディンの双生の息子、ベルデーグとウェグデーグとされているところからも、これらがもとは同じ部族であったことが推察される。