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ナガブナ(長鮒[2]。Carassius buergerisubsp. 1)はコイ目コイ科フナ属に属する淡水魚で、日本固有亜種である[3]。日本に生息するフナの1亜種。
ナガブナ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ナガブナ(佐渡ヶ島)、背鰭軟条数は13 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
保全状況評価 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
情報不足(DD)(環境省レッドリスト)[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Carassius buergeri subsp. 1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ナガブナ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Slender crucian carp |
和名が提唱されたのは1969年。体形が他種と比べると細長く、これが和名の由来の可能性がある。諏訪湖ではナガブナが「アカブナ」、ギンブナが「クロブナ」と呼ばれている。
本州の山口県の日本海側の一部、島根県、鳥取県、兵庫県の日本海側の一部、福井県の三方五湖、石川県、富山県、長野県の諏訪湖、新潟県、群馬県、福島県の日本海側の一部、山形県、秋田県、青森県の日本海側の一部に生息する[4][5]。ただし、北海道[6][4]に生息しているとされてきたが現在では否定されている[5]。また、利根川や霞ヶ浦でナガブナに似た特徴をもった個体群が生息しているほか、北海道でも同様な個体群が生息しており、その分類は決まっていない。他の亜種と交雑が可能であるため、遺伝子汚染の影響である可能性がある。
全長は15-25cmほど。最大30cm。ニゴロブナに非常によく似た特徴をしているが、第一鰓弓の鰓耙数は48-57と少ない[7]。口は大きく、斜め上を向く。ギンブナよりも体高が低く、背鰭の基底は短く、眼が大きい。体形が細長く、円筒状。体色はやや赤みがある[5][7]。
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