ナイドルフ・ヴァリエーション
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ナイドルフ・ヴァリエーション (Najdorf Variation) は、チェスのオープニングの1つで、シシリアン・ディフェンスの変化の1つである。右図がナイドルフ・ヴァリエーションの基本形で[1]、基本形までの手順は1. e4 c5 2. Nf3 d6 3. d4 cd 4. Nxd4 Nf6 5. Nc3 a6である[2]。ポーランド生まれのアルゼンチンのチェスプレーヤーであるミゲル・ナイドルフが各大会でこの型を多く用いたことから「ナイドルフ・ヴァリエーション」と呼ばれるようになった[3]。このヴァリエーションの黒の5手目の狙いはb5へ白の駒を動かさせないことと[4]、将来黒からb5へポーンを進めてクイーンサイドからポーンストームを仕掛けることである[4]。
ナイドルフ・ヴァリエーション
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