ドーラビーラ
インドの遺跡 / ウィキペディア フリーな encyclopedia
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ドーラビーラ(Dholavira)は、インド、グジャラート州に所在するインダス文明の大都市遺跡のひとつであり、ハラッパーやモヘンジョ・ダロと同様の注目度がある。地元ではKotada Timba Prachin Mahanagar Dholavira(コターダ・ティムバ・プラーシン・マハーナガル・ドーラビーラ)と呼ばれている。北緯23度52分東経70度13分のカッチ湿原のなかにあるカディール島(Khadir)に立地し、雨季になると南北の川に水が流れ、周囲を水に囲まれるようになる。ドーラビーラの居住がはじまったのは、紀元前2900年頃からで、紀元前2100年ごろから徐々に衰退に向かっていく。そして短期間の放棄と再居住がおこなわれ、最終的に放棄されるのは、紀元前1450年ごろである。2021年に世界遺産に登録された(ID1645)。
概要 ドーラビーラ :ハラッパー文化の都市(インド), 英名 ...
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ドーラビーラの城塞付近にある貯水槽 | |||
英名 | Dholavira: a Harappan City | ||
仏名 | Dholavira : une cité harappéenne | ||
面積 |
103 ha (緩衝地帯 4,865 ha) | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
文化区分 | 遺跡 | ||
登録基準 | (3), (4) | ||
登録年 |
2021年(ID1645) (拡大第44回世界遺産委員会) | ||
公式サイト | 世界遺産センター(英語) | ||
地図 | |||
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ドーラビーラは1967年に発見された。インド亜大陸で5番目に大きなインダス文明遺跡と目されている。1989年以降、インド考古局の R・S・ビシュト(R. S. Bisht)の指揮によって発掘調査がおこなわれている。発掘調査によって、ドーラビーラの複雑で精緻な都市計画と建造物を日の目にさらすことになった。 ドーラビーラは、同じく港湾都市であったロータルよりも古かったと考えられ、その居住の範囲は100ヘクタールを超える壮大なものである。ハラッパーやモヘンジョ・ダロに比類した「城塞」と「市街地」で構成された構造をもち、外壁で囲まれた範囲は東西方向770~780m、南北620~630mに達する。外壁の外側にも街を支える人々の居住地が広がっている。