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任天堂のゲームキャラクター ウィキペディアから
ドンキーコングJr.(ドンキーコングジュニア)は、任天堂のゲームキャラクター。初代ドンキーコング(現・クランキーコング)の息子である。
ドンキーコングJr. | |
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ドンキーコングシリーズ マリオシリーズのキャラクター | |
初登場作品 | ドンキーコングJR. |
作者 | 宮本茂 |
初出タイトル名は『ドンキーコングJR.(大文字、省略記号付き)』だが、キャラクター名の表記については、「ジュニア[1]」、「ドンキーコングJr.[2]」、「ドンキーコングJr[3]」、「ドンキーコングJR[4]」、「ドンキーコングジュニア[5]」などの表記揺れも見られ、一定していない。
以下、本項では便宜上キャラクターとしてのドンキーコングJr.を「ジュニア」と表記する。
彼の名を冠したゲーム『ドンキーコングJR.』(1982年)で主役として初登場。中肉中背で、ランニングシャツを着ている子供のゴリラ。動きも当時としては俊敏であった。この作品ではマリオに捕まった父のドンキーコングを助けるため奮闘する。
その後、『ドンキーコングJR.の算数遊び』(1983年)に登場し、こちらでは2P側に色違いのキャラクターとしてピンク色のジュニアが登場している(1P側の通常のジュニアとの関係は不明)。『スーパーマリオカート』(1992年)にレーサーの一人として出演した際はクッパ並みの体格に成長している。また、説明書などでは「マリオの元ライバル」として紹介されている。ゲームボーイ版『ドンキーコング』(1994年)では、デビュー作とは反対に敵として父と一緒にマリオを邪魔してくる。
2000年時点での公式設定では、ジュニアが初代ドンキーコング(クランキーコング)の息子、2代目ドンキーコングがクランキーコングの孫であるとされているが、ジュニアと2代目ドンキーコングの関係は明らかにされていない[6]。また、『マリオテニス64』(2000年)では2代目ドンキーコングと共演し(ただしジュニアはデビュー作同様に子供時代の姿で登場)、本作の攻略本では2代目ドンキーコングと「親子」と書かれている。
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』(2001年)ではフィギュアとして登場するが、入手条件はかなり厳しい。
『マリオカートシリーズ』では『スーパーマリオカート』にプレイヤーとして登場しているが、『マリオカート64』以降は2代目ドンキーコングがプレイヤーとして登場するため登場しなくなった。上記の通り『マリオテニス64』で2代目ドンキーコングと共演し、『マリオカート ダブルダッシュ!!』(2003年)ではワルイージスタジアムの観客として登場しているが、どちらもジュニアはデビュー当時の姿であり、2代目ドンキーとの見た目で時系列上のズレが起きている(ただし、『マリオテニスシリーズ』や『マリオカートシリーズ』はマリオとベビィマリオが同時に登場するなど時間軸を無視した作品となっているため、いずれも外見上の年齢の根拠にはならない)。なお、『スーパーマリオカート』に登場する時は体型が2代目ドンキーコングに近くなっているが、『マリオカート ダブルダッシュ!!』『ドンキーコング トロピカルフリーズ』には引き継がれていない。
Wiiのバーチャルコンソールでは『ドンキーコングJR.』と『ドンキーコングJR.の算数遊び』が配信されている。前者については、その後ニンテンドー3DS、Wii U、『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』でも配信された。
2020年、『マリオカート ツアー』にプレイヤーキャラクターとして登場。姿形は『スーパーマリオカート』でのドット絵を模している。プレイヤーキャラクターとしての登場は『マリオテニス64』以来20年ぶりとなる。1作目の『スーパーマリオカート』では重量級だったが、本作では軽量級になっている。
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