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トリップシッター
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トリップ・シッター (Trip sitter) 、あるいはソバー・シッター(sober sitter、シラフの付き添い人)とは、娯楽的な(英語版)、また、スピリチュアルな薬物の使用者によって用いられる用語で、薬物の使用者が薬物の影響下にある間、その安全を確保するためにシラフのままでいる人のことである。特に初めて薬物を体験する際や、幻覚剤を使用している場合に一般的である。これはハーム・リダクションとみなされる。
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トリップ・シッターは、時にサイケデリック・ガイドやガイドと呼ばれるが、このような呼び方は薬物使用者の体験を導く役割を積極的に担う者を指すことが一般的で、一方、シッターはバッドトリップを抑え緊急事態に対応するだけの者である。 エンセオジェン(幻覚剤の神聖さを表す呼称)のスピリチュアルな使用者の間ではガイドの役割の方が一般的である。サイケデリック・ガイドは、ティモシー・リアリーらの著書『チベット死者の書サイケデリック・バージョン』で強く推奨されている[7]。トリップ・シッターは、責任ある薬物使用の誓い(英語版)にて言及されている。
一部の資料は、特定の薬物が使用される際に、経験や薬物の快適性に関係なく、シッターをつけることを推奨している。サルビア・ディビノラムの使用者は、例えば、時に失見当識や動きたい欲求にかられるため、シッターが必要になることがある。