トマス・コール
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この項目では、19世紀のアメリカの画家について説明しています。現代アメリカの政治家については「トム・コール」をご覧ください。 |
トマス・コール(英:Thomas Cole, 1801年2月1日 - 1848年2月11日)は、アメリカの画家。イギリス生まれ。 19世紀半ばに盛んとなったアメリカの芸術運動ハドソン・リバー派の創始者であると考えられている。コールの作品はロマン主義と自然主義のテーマを備えた、現実的かつ詳細な描写によってアメリカの風景と自然を描いたことで知られている[1]。
概要 トマス・コール Thomas Cole, 誕生日 ...
トマス・コール Thomas Cole | |
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アッシャー・ブラウン・デュランドによる肖像画 | |
誕生日 | (1801-02-01) 1801年2月1日 |
出生地 | イギリス、ランカシャー州ボルトン・レ・ムーア |
死没年 | 1848年2月11日(1848-02-11)(47歳没) |
死没地 | アメリカ合衆国ニューヨーク州キャッツキル |
国籍 | イギリス, アメリカ合衆国 |
運動・動向 | ハドソン・リバー派 |
芸術分野 | 風景画 |
教育 | フィラデルフィア・アカデミー |
代表作 | 建築家の夢(英語版)、帝国の推移、タイタンの酒杯(英語版) |
後援者 | ダニエル・ワズワース |
影響を与えた 芸術家 | アッシャー・デュランド、フレデリック・エドウィン・チャーチ |
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1819年に家族と共にアメリカに渡り、フィラデルフィア・アカデミーで学んだ後、ニューヨーク州キャッツキルに住んだ。イタリアに滞在した際、「帝国の推移」を完成させた[2]。
「荒野の十字架」、「十字架」、「世界の連作」を手がけたが、いずれも未完成のまま、1848年2月11日に亡くなった[2]。