トゥーグラ
アルジェリアの市 ウィキペディアから
トゥーグラ (アラビア語:توغرة 、英仏ではTouggourt)は、アルジェリアの首都アルジェの南東620kmにある町・基礎自治体である。またトゥーグラ県の県都でもある[1](2019年以前はワルグラ県に属していた)。人口は39,409人(2008年[2])。
サハラ沙漠のオアシスにあり、ナツメヤシが特産である。かつては町の周囲を濠がぐるりとめぐっていたが、フランス領時代に埋め立てられた。周囲のオアシスは大変肥沃である。トゥーグラから沙漠を北東に11kmの距離にエルワドen:El Wadのオアシスがある。南西に19kmでオアシスの町テマキンen:Temacinがある。
ハシメサウドと同様、石油公社ソナトラック(fr:Sonatrach)が開発した油田がある。
トゥーグラ・スルターン国
→「トゥーグラ・スルターン国」および「en:Sultanate of Tuggurt」を参照
1414年にスルターン朝がこの地に勃興した。以下は歴代スルターン(女性が一人)の一部である。
- Ali II
- Mabruk (Mubarak)
- Ali III
- Mustafa
- Sulayman III
- 1729 Ahmad II
- Muhammad I al-`Akhal
- Ahmad IV
- Farhat
- Ibrahim
- Abd al-Qadir I (1期目) + Ahmad V
- Khalid
- Abd al-Qadir I (2期目)
- Umar bin Bu-Kumetin
- 1756 Muhammad II
- Umar II bin Muhammad
- Ahmad VI
- Abd al-Qadir II
- Farhat II
- 1792 Ibrahim II
- 1804 al-Khazan
- 1804 Muhammad III
- 1822 `Amar (`Amir) II
- 1830 Ibrahim III
- 1831 `Ali IV bin al-Kabir
- 1833 `Aisha (Aichouch)(女性)
- 1840 `Abd ar-Rahman
- 1852 `Abd al-Qadir III
- 1852 - 1854 Sulayman IV
1854年にフランス植民地政府によりスルターン制は廃された。
脚注
参考資料
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