テンプル騎士団
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この項目では、十字軍時代にヨーロッパ・中近東で活動した騎士修道会について説明しています。現代メキシコの麻薬カルテルについては「テンプル騎士団カルテル」をご覧ください。 |
テンプル騎士団(テンプルきしだん)は、中世ヨーロッパで活躍した騎士修道会。正式名称は「キリストとソロモン神殿の貧しき戦友たち(羅: Pauperes commilitones Christi Templique Solomonici)」であり、日本語では「神殿騎士団」や「聖堂騎士団」などとも呼ばれる。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/03/Seal_of_Templars.jpg/320px-Seal_of_Templars.jpg)
一頭の馬に跨る二人の騎士は、清貧の精神及び騎士にして修道士という二重性を表現している。
十字軍活動以降、いくつかの騎士修道会(構成員たちが武器を持って戦闘にも従事するタイプの修道会)が誕生したが、テンプル騎士団はその中でももっとも有名なものである。創設は第1回十字軍の終了後の1119年であり、ヨーロッパ人によって確保されたエルサレムへの巡礼に向かう人々を保護するために設立された。