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日本のゲームタイトル ウィキペディアから
『テイルズ オブ エターニア オンライン』(Tales of Eternia ONLINE、略称:TOEO)は、ナムコにより2006年から2007年まで運営されたWindowsPC用多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)。『テイルズ オブ』シリーズの1つ『テイルズ オブ エターニア』(以下『エターニア』)と同じ世界観を持つ。
シリーズ初のMMORPGとして話題を集めた[1]。またナムコ初のMMORPGでもあった[2]。開発はナムコとドワンゴが提携して共同で行っている[3]。アニメーションムービーはProduction I.Gが制作[4]。テーマソングは伊沢麻未の「やまない雨はない」[5]。
当初は2005年初頭にβテストが行われ、春にはサービスを開始する予定だった[6]。しかし開発が遅れたため[7]2005年7月27日に第1次クローズドβテストが開始された[8]。その後、2006年1月16日[9]から2月5日まで第2次クローズドβテストが行われ[10]、2006年2月16日[11]から28日までの間には、正式サービスに向けてオープンβテスト(プレオープン)が行われた[12]。そして2006年3月3日に正式サービスが開始され、翌年の2007年3月31日に終了[13]。正式サービスは約1年と短期間に終わった[14]。
戦闘システムはシリーズの「LMBS(リニアモーションバトルシステム)」をオンライン用にカスタマイズしたO-LMBS(オンラインリニアモーションバトルシステム)を採用しており、『エターニア』のものとほぼ同様となっている[15]。『エターニア』との違いを現すものとして「コンボタイマー」がある。『エターニア』でのシステムはタイミングよくボタンを押してコンボを発生させるというものだが、コンボタイマーは最初の攻撃を行った瞬間から減り始め、タイマーが消えるまでの間に連続でボタンを押しコンボを発生させるというものとなっている[15]。
キャラクターが専用の画面上で会話するスキットシステムも再現されており、チャットではキャラクターの表情が表示される。キャラクターの髪型や顔の輪郭、瞳の色など細かく選択できる[16]。
戦闘不能となった場合、経験値が減少するなどのペナルティがあるが、他のキャラクターに「おんぶシステム」で助けてもらい、戦闘不能を回復する教会まで連れて行ってもらうことで回避可能[16]。
システム的にはレベルアップ毎に得たポイントをステータスに自由に割り振るステータス成長制と、クラス制を採用している。
本作ではキャラクターを作る際、5つある職業の中から1つを選ぶこととなる。一度決めた職業は変えることはできない。また、職業のスタイルは『エターニア』のパーティキャラクターらの戦闘スタイルに合わせて作られている(フォッグ、チャットは除く)。本項目では、その5つの職業について説明する。
世界観はゲームとほぼ同じだが、本作のプレイヤーは全員インフェリア人とされている。
ナムコとドワンゴのネットワークゲームに関する話し合いの中で共同開発の話が進展し、開発に至った[2]。なぜ『エターニア』が選ばれたのかということについては、「シリーズでも特に人気が高いこと」「MMORPGとして長い期間続けていくことを検討した結果、世界観的に適していた」と語られていた[7]。
パッケージ版にはソフトのほか、特別なゲーム内アイテムが手に入るチケットや30日間無料でプレイ可能となるパスポート、トレーディングカード、「スペシャルDVD」が同梱された。スペシャルDVDはProduction I.Gによるムービー、『エターニア』のストーリーを『エターニア』のパーティキャラクターであるリッド(石田彰)、ファラ(皆口裕子)、キール(保志総一朗)、メルディ(南央美)が紹介する「キールとメルディの研究室特別編」などが収録されている[11]。
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