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日本の東京都港区にある漢方薬品メーカー ウィキペディアから
株式会社ツムラ(Tsumura & Co.)は、東京都港区赤坂に本社を置く漢方薬品メーカーである。1893年創業。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒107-8521 東京都港区赤坂二丁目17番11号 赤坂シグマタワービル[注釈 1] |
設立 | 1936年4月25日(創業:1893年) |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 1010401069161 |
事業内容 | 医薬品、雑貨品などの製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長兼CEO 加藤照和 |
資本金 |
301億4,200万円 (2021年3月31日現在) |
発行済株式総数 |
7,675万8,362株 (2021年3月31日現在) |
売上高 |
連結:1,308億8,300万円 (2021年3月期) |
営業利益 |
連結:193億8,200万円 (2021年3月期) |
純利益 |
連結:153億3,200万円 (2021年3月期) |
純資産 |
連結:2,331億6,900万円 (2021年3月31日現在) |
総資産 |
連結:3,190億6,300万円 (2021年3月31日現在) |
従業員数 |
連結:3,830名、単独:2,556名 (2021年3月31日現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 10.15% BANK OF CHINA (HK) LIMITED - CUSTODY ACCOUNT 10.03% 日本カストディ銀行(信託口) 4.71% (2021年3月31日現在)[1] |
主要子会社 | 関連会社の項を参照 |
関係する人物 | 津村重舎(創業者) |
外部リンク | https://www.tsumura.co.jp/ |
コーポレート・スローガンは「自然と健康を科学する」で、かつての津村順天堂時代には「漢方を科学する」を謳っていた。[注釈 2]。現在は、会社ロゴのスペースに会社の専門を示す「漢方のツムラ」と表記。
大和国(現在の奈良県)に生まれた初代津村重舎が上京し、日本橋に漢方薬局を開いたのが始まり。津村が故郷から受け継いだ秘薬を元に改良され、創業と同時に、婦人保健薬「中将湯」を発売する。その他にも1907年(明治40年)に胃腸薬「ヘルプ」を発売する[注釈 3]。1900年(明治33年)、中将湯を精製する過程で出るくずを従業員が持ち帰り風呂に入れたところ、夏のあせもが消え、冬には体がよく温まるという経験をヒントに、「くすり湯中将湯」を発売する。さらにこれを改良・研究の結果を得て「バスクリン」となる。
1936年(昭和11年)に改組。当初の社名は株式会社 津村順天堂だったが、1988年(昭和63年)10月1日に「ツムラ」に変更する[注釈 4]。なお「順天堂」と名乗っていたが、順天堂大学はもちろんのこと、ホームセンターのジュンテンドー(本社・島根県益田市[注釈 5])とは全くの無関係である。
1980年代に入ってからは、雑貨販売、美術品の輸入・販売、米国での日用品製造・販売「ツムラインターナショナル」、化粧品販売「ツムラ化粧品」を展開するなど、事業の多角化を進めていった。この多角化の一環としてフジサンケイグループが主催したサーカスの冠スポンサーとなり、「ツムライリュージョン」という名称で興行が行われた。これらの多角化事業は、バブル景気の崩壊以降多くが赤字に転落し、経営を圧迫した。
1995年(平成7年)に、第一製薬(現:第一三共)から芳井順一が取締役として招聘され、それまでの多角化した事業を集約し、医療用漢方製剤を中心とする事業へのシフトを行った。現在では、医療用漢方薬で日本国内シェアの8割以上を占める(2007年(平成19年)9月末現在)[3]。また、一般用医薬品 (OTC) の漢方部門でもクラシエ薬品などとシェアを寡占する(業界3位)。
こうした改革が進行している1996年(平成8年)、創業者一族で元社長の津村昭が総額70億円の不正債務保証により商法の特別背任罪で逮捕・起訴され、一審・二審ともに有罪判決を受けている。
入浴剤「バスクリン」シリーズ、ヘア・ケア商品「モウガ」シリーズをはじめとする家庭用品部門については、2006年(平成18年)10月よりツムラの100%子会社であるツムラ ライフサイエンス株式会社(現在は、ツムラから完全独立後にアース製薬傘下に入り、株式会社バスクリンとなっている)に引き継がれた。
※ ツムラの歴史 - ツムラについて - 株式会社ツムラ(外部サイト)
医療用漢方製剤(129処方(エキス顆粒剤128処方、軟膏剤1処方)) | |||||||||
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1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
葛根湯 | 葛根湯加川芎辛夷 | 乙字湯 | - | 安中散 | 十味敗毒湯 | 八味地黄丸 | 大柴胡湯 | 小柴胡湯 | 柴胡桂枝湯 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
柴胡桂枝乾姜湯 | 柴胡加竜骨牡蛎湯 | - | 半夏瀉心湯 | 黄連解毒湯 | 半夏厚朴湯 | 五苓散 | 桂枝加朮附湯 | 小青竜湯 | 防已黄耆湯 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
小半夏加茯苓湯 | 消風散 | 当帰芍薬散 | 加味逍遙散 | 桂枝茯苓丸 | 桂枝加竜骨牡蛎湯 | 麻黄湯 | 越婢加朮湯 | 麦門冬湯 | 真武湯 |
31 | 32 | 33 | 34 | 35 | 36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
呉茱萸湯 | 人参湯 | 大黄牡丹皮湯 | 白虎加人参湯 | 四逆散 | 木防已湯 | 半夏白朮天麻湯 | 当帰四逆加呉茱萸生姜湯 | 苓桂朮甘湯 | 猪苓湯 |
41 | 42 | 43 | 44 | 45 | 46 | 47 | 48 | 49 | 50 |
補中益気湯 | - | 六君子湯 | - | 桂枝湯 | 七物降下湯 | 釣藤散 | 十全大補湯 | - | 荊芥連翹湯 |
51 | 52 | 53 | 54 | 55 | 56 | 57 | 58 | 59 | 60 |
潤腸湯 | 薏苡仁湯 | 疎経活血湯 | 抑肝散 | 麻杏甘石湯 | 五淋散 | 温清飲 | 清上防風湯 | 治頭瘡一方 | 桂枝加芍薬湯 |
61 | 62 | 63 | 64 | 65 | 66 | 67 | 68 | 69 | 70 |
桃核承気湯 | 防風通聖散 | 五積散 | 炙甘草湯 | 帰脾湯 | 参蘇飲 | 女神散 | 芍薬甘草湯 | 茯苓飲 | 香蘇散 |
71 | 72 | 73 | 74 | 75 | 76 | 77 | 78 | 79 | 80 |
四物湯 | 甘麦大棗湯 | 柴陥湯 | 調胃承気湯 | 四君子湯 | 竜胆瀉肝湯 | 芎帰膠艾湯 | 麻杏薏甘湯 | 平胃散 | 柴胡清肝湯 |
81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 |
二陳湯 | 桂枝人参湯 | 抑肝散加陳皮半夏 | 大黄甘草湯 | 神秘湯 | 当帰飲子 | 六味丸 | 二朮湯 | 治打撲一方 | 清肺湯 |
91 | 92 | 93 | 94 | 95 | 96 | 97 | 98 | 99 | 100 |
竹筎温胆湯 | 滋陰至宝湯 | 滋陰降火湯 | - | 五虎湯 | 柴朴湯 | 大防風湯 | 黄耆建中湯 | 小建中湯 | 大建中湯 |
101 | 102 | 103 | 104 | 105 | 106 | 107 | 108 | 109 | 110 |
升麻葛根湯 | 当帰湯 | 酸棗仁湯 | 辛夷清肺湯 | 通導散 | 温経湯 | 牛車腎気丸 | 人参養栄湯 | 小柴胡湯加桔梗石膏 | 立効散 |
111 | 112 | 113 | 114 | 115 | 116 | 117 | 118 | 119 | 120 |
清心蓮子飲 | 猪苓湯合四物湯 | 三黄瀉心湯 | 柴苓湯 | 胃苓湯 | 茯苓飲合半夏厚朴湯 | 茵蔯五苓散 | 苓姜朮甘湯 | 苓甘姜味辛夏仁湯 | 黄連湯 |
121 | 122 | 123 | 124 | 125 | 126 | 127 | 128 | 129 | 130 |
三物黄芩湯 | 排膿散及湯 | 当帰建中湯 | 川芎茶調散 | 桂枝茯苓丸加薏苡仁 | 麻子仁丸 | 麻黄附子細辛湯 | 啓脾湯 | - | - |
131 | 132 | 133 | 134 | 135 | 136 | 137 | 138 | 501 | |
- | - | 大承気湯 | 桂枝加芍薬大黄湯 | 茵蔯蒿湯 | 清暑益気湯 | 加味帰脾湯 | 桔梗湯 | - | 紫雲膏 |
「-」は製品番号/識別コードの欠番。製品番号/識別コードの1桁目の数字ごとに識別向上のための色が決められている。
かつてアスタット、シンフェーズT28錠を扱っていたがそれぞれマルホ、科研製薬に譲渡した[10]。アスタットの一般用は第一三共ヘルスケアのウィンダムと全薬工業のゼスパートである。製造元は日本農薬である。
現時点、テレビ・ラジオにおける提供番組はない。2023年現在は単発番組などのみとなる。
以下過去に提供された番組
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