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一定の時間が経過するとアラームを鳴らす道具 ウィキペディアから
タイマー(英: timer)は、「時間を測る」という意味を持つ動詞timeを動作主名詞化した英単語で、以下のような意味を持つ。
単体のカウントダウン式のタイマーだけでなく、家電機器に組み込まれた「予約動作機能」もタイマーである。多機能時計の場合、経過時間測定機能だけでなく、目覚まし機能や、正時ごとの時報音もタイマーに分類されうる。
なおベルやブザーなどの音で知らせるものだけでなく、音がしない砂時計もタイマーである。
単体のキッチンタイマー(en:Egg timer)などは50年ほど前[いつ?]までは、ゼンマイ式でベル(鈴)を鳴らして知らせる機械式のアナログ装置ばかりだったが、その後、電池とエレクトロニクス技術を使いブザーや発光で知らせるものが一般的となり、また小型のモノクロ液晶ディスプレイでデジタル表示され、ボタン電池で動きアラームが鳴るものが登場した。品質や耐久性を問わなければ、ワンコインショップ(100円ショップ、百均)でも入手できるようになっている[2][3]。
汎用コンピュータでは、さまざまなレベル(階層)においてタイマー機能が組み込まれていて、それにより多種多様、きめ細かな動作を実現している。たとえばマザーボードやBIOSといったハードウェア・ファームウェアレベルだけでなく、オペレーティングシステム (OS) やプログラミング言語の標準ライブラリ、アプリケーションフレームワークやアプリケーションソフトウェアといったソフトウェアレベルでもタイマーが実装・利用される。タイマーの精度および分解能は実装形態に依存する。スマートフォンなどのOSにも目覚まし時計・タイマー・ストップウォッチの機能を併せ持つアプリが標準搭載されていることが多い。
なお、工業分野やコンピュータ分野では、以前は古いJIS規格(JIS Z8301)の影響で長音符「ー」を省略した「タイマ」という表記が使用されることが多かった(JIS Z8301:2008まで)。その後改訂されたJIS Z8301:2019では規則が変更され、「外来語の表記は,主として“外来語の表記(平成3.6.28 内閣告示第2号)”による。」となった。この内閣告示は「原則として長音符を用いて書き表すが、慣用に応じて長音符を省くことができる」としている。そのため、技術系の分野でも「タイマー」というように「ー」をつけることが増えている。
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